その他の保険診療

にきび治療など その他保険診療が可能な治療方法の一例です。
下記以外の治療内容や方法でも 対応できる場合がございます。
また 患者様の症状により 保険治療の範囲が変わる場合もございますので、
まずはご相談ください。

にきび治療

現在のにきび治療の推奨度が高い治療(日本や欧米のニキビ治療ガイドライン)の中で、
保険診療が認められているものは 以下の通りです。

1)ビタミンA外用(アダパレン)

アダパレンは 現在のにきび治療の中心といっても過言ではない塗り薬のひとつで、
にきびの原因である肌の代謝の悪化を改善し、皮脂分泌を抑制することで、にきびを改善します。

軽度~重度の方まで幅広く使用できます。

[問題点・合併症など]
皮膚の刺激性・乾燥・発赤・肌の剥け などを生じる可能性が高い薬になります。

2)過酸化ベンゾイル(ベピオ)外用

過酸化ベンゾイルも 1)と同様に、ニキビの塗り薬治療の中心のひとつで、欧米では特に広く使用されています。
効能は 1)と異なり、抗菌作用があり、かつ 抗生物質と異なり、菌に対して耐性化(菌が薬剤を使うことで薬剤に対する抵抗力を持つこと)を招かないので、反復して使用できる点が優れています。
また ピーリング作用(肌を剥く)もあるので、その点もにきび治療には良い作用となっています。

[問題点・合併症など]
皮膚の刺激性・乾燥・発赤・剥け などを生じる可能性が高い薬です。
また 漂白作用があるので 髪や衣類などに付かないように注意が必要です。

3)抗生物質(クリンダマイシンなど)

抗生物質は にきびの原因菌であるアクネ桿菌を抑える作用があります。
主として 中等度から重度の方に使用します。
耐性化の問題がありますので、以前に比べると 使用はやや限定的になってきています。

[問題点・合併症など]
かぶれ など (外用の場合)

関連ページ
にきび にきび痕 ページ

皮膚・皮下の腫瘍(しゅよう・できもの)切除

粉瘤や脂肪腫など、皮膚・皮下の腫瘍を切除します。
局所麻酔により 通院治療で行います。
形成外科・美容外科の手技を用いて、切除した部位を縫合し、可能な限り傷痕が目立たないように工夫を行っております。
腫瘍の状態にもよりますが、通常 手術の翌日からシャワーは可能です。
一般に 手術後5~7日目に抜糸を行います。
切除した腫瘍は 病理組織検査を行うことが可能です。

[問題点・合併症など]
切除した跡は 一定の傷痕が残ります。

陥没乳頭

乳頭が 皮下にめり込んで出てこない状態を陥没乳頭と呼びます。
陥没乳頭は 授乳にも影響を与えるため 健康保険による治療が認められています。

[方法]
局所麻酔下に 通院で治療を行います。
乳頭部を横に切開し めり込んだ乳頭を露出させて 乳頭の基部を縫合して 後戻りを防止します。
酒井I又はII法に準じて 治療を行っています。
抜糸は おおよそ手術後1週間に行います。
治療後 治ると傷痕は ほとんど目立たなくなります。

[問題点・合併症など]
乳頭の状態によっては 露出が十分出来ない可能性があります。
治療後 後戻りを起こす場合があります。

傷痕(きずあと)の修正

傷痕の幅が広がって目立っている場合、治療の対象になります。
幅のある傷痕の部位を切除し 形成外科・美容外科の手技を用いて 丁寧に縫合を行います。
手術後1週間程度で抜糸を行います。
抜糸後 傷痕のケアを行う事で 可能な限り目立たない傷痕を目指します。

[問題点・合併症など]
治療を行っても 傷痕がなくなる訳ではありません。
全ての傷痕に この方法が適用される訳ではありません。

陥入爪(かんにゅうそう・刺し爪)

爪切りの際、爪の端を深爪した場合に起こりやすく、爪の切った端が指の組織に食い込んで炎症を起こし、腫れ、それによってさらに炎症がひどくなり、腫れ・赤み・痛みを伴い、場合によっては肉芽組織ができる状態を “陥入爪” と言います。
基本的には爪の当たる部位を切断し、爪の付け根のはえる部位(爪母)をフェノールと呼ばれる薬剤で その部位の爪を生えなくする方法(フェノール法)で対処します。
場合により ガター法と呼ばれるシリコンシートを 爪の端に取り付けて対処をする場合もあります。

[問題点・合併症など]
再発する場合があります。
フェノール法の場合 爪の変形が起こる場合があります。
ガター法の場合 固定しているシートが早期に外れると 再治療が必要になる場合があります。

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