レチノイド

トレチノイン・ディフェリン

ビタミンAの塗り薬で、皮膚の代謝を上げ、皮脂の分泌を強力に抑える作用があり、あらゆるニキビの状態に使用でき、ニキビを早く抑えることができます。推奨度が最も高い治療の一つです。
問題点としては、肌の赤みとカサツキが起こることで、場合により保湿剤の併用が必要になります。また、妊娠されている方、妊娠のおそれがある方、授乳中の方は使用ができません。

アキュテイン(イソトレチノイン)

ビタミンAの飲み薬です。塗り薬と同様に皮膚の代謝を上げ、皮脂の分泌を抑えることにより、強力にニキビを改善します。重症のにきびの方には、特に有効な方法です。
塗り薬より、肌の赤みやカサツキはマシですが、口の渇きやドライアイの症状が出る場合があります。 また、妊娠されている方、妊娠のおそれがある方、授乳中の方は使用できません。

抗菌薬(過酸化ベンゾイル、抗生物質)

プライス

過酸化ベンゾイル(べピオ 他)

過酸化ベンゾイルは、日本ではあまり使用されていない薬ですが、欧米では広く使用されており、エビデンスレベル(医学的根拠)の高い、にきび治療薬(塗り薬)です。
効果は、抗菌作用(アクネ菌を殺菌する)ですが、抗生物質では問題となる耐性化を招かない(徐々に薬が効かなくなるということがない)という点で優れています。また、他の治療(レチノイドや抗生物質)と共に使用することで更に効果を高める相互作用もあります。

今まで、他の治療法でよくならなかった方に特にお勧めの治療法です。

抗生物質

重度のにきびの場合や他の治療法と組み合わせた場合、抗生物質は、やはり、にきびを抑える点において有用です。ただし、現在では、抗生物質の単独治療は、にきびの原因菌であるアクネ桿菌の耐性化(薬が効かなくなる)を招く可能性があり、特に長期間に及んで漫然と使用するのは問題があります。

ホルモン治療(抗アンドロゲン治療)

プライス

男性ホルモンが、にきびを悪化させることは知られています。にきびの方は、男性ホルモンの濃度が高い方は少なく、実際は、男性ホルモンに対する感受性が高いと考えられています。
皮脂の分泌が盛んで、性周期が乱れがちの方や性周期に合わせてにきびが出やすい方には、男性ホルモンを抑える薬が有効です。

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