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美容外科の現状について(2) ~美容外科の選び方

美容外科のトレーニングなしに、「美容外科」と名乗って診療することが可能であることを述べましたが、それでは、トレーニングを受けた医師をどの様に探せばよいのでしょうか?

以下の点を理解しておくと失敗が少ないと思います。

1)現在、日本では、美容外科を教育するシステムは確立していない

 あまり知られていませんが、現在の日本では、美容外科学会を始め、大学病院など公的な機関では、美容外科の研修をほとんど行っておりません。まだ、美容外科を公的に学ぶ方法というのはないのです。つまり、「~美容クリニック」で勤務した、学んだというのは、極論を言うと、あまり意味が無いことなのです。そのクリニックで、何を修得したのか不明ですし、何か資格を取っている訳ではありませんので。

2)医師の経歴をチェック(形成外科専門医であるかどうか)

 それでは、まともな美容外科医は、どのようにして美容外科を学んでいるのでしょうか。ホームページで医師の経歴をチェックしておきましょう。その際、注意が必要なのは、「どこで美容の基礎を学んだか?」です。その答えになるのが「形成外科」です。

形成外科」という科が、どのような科であるかを説明するのは難しいのですが、簡単に述べると、怪我や癌などで、外見や体の機能を失った時、いかに元に修復するか(再建するか)という科です。この外見を修復するということから、いかに外見を綺麗にするか、と発展し、それが美容外科の基礎になっています。実際、諸外国では、形成外科=美容外科というイメージがあり、海外の美容外科医は、形成外科を修めているのが当たり前です。

 このように美容の基礎が形成外科にあるため、日本でも、まともな美容外科医は、皆、形成外科を学んでいます。まず、形成外科の教室(主として大学)に所属し、形成外科の知識・技術を習得し(並行して美容外科を学ぶ医師もいます)、形成外科の専門医を修得する。その後、美容外科医として、さらに経験を積む、というのが、正統な美容外科医です。ちなみに、形成外科専門医は、国(専門医機構)が認定を行っており、厳しい研修内容が課せられています。ですから、経歴を見て、形成外科の研修を行い、形成外科専門医である旨が書かれてある場合、少なくとも美容の基礎を学んでいる証明になるのです。

 逆に、形成外科以外の「科」から、すぐに美容外科を行うというのは、無理があるように思います。もし、そのような経歴なら、要注意です。テレビドラマのようなスーパードクターなんて、そうそういないのですから。

3)合併症の話をしない医師、カウンセリング直後に治療を受けさせようとする病院は避ける。

 どの様な簡単な治療であっても、合併症がない治療はありません。合併症の話をしない医師は要注意です。合併症を分かっていて話をしないということは、不都合なことを隠して治療を受けさせようとする事になりますし、分かっていないということは知識・経験が不足していることになります。いずれにしましても信頼できない医師であることに間違いありません。

 初診のカウンセリング直後に、治療を受けさせようとするクリニックも要注意です。もちろん、患者さん自身が望めば、直後に治療を行うこともありますが、治療を即決するように迫るクリニックは、絶対に避けた方がいいと思います(「今、治療を決めたら、(治療費が)安くなります」と勧誘するクリニックもあるようです)。そのような場合、とにかく一旦、治療は拒否して、帰宅してから治療について考えましょう。

4)説明を行った医師が実際に治療を行うのか、その後の経過を誰が診るのかチェックする。

 クリニックによっては、説明する人、治療を行う人、その後を見る人がバラバラということがあります。ひどいところになると、診察もせずに、医師以外のスタッフ任せ、というところもあります。そのようなところで、よい治療を受けることが、はたして可能でしょうか。例えレーザー類でも、診察もせずに完全にスタッフ任せのようなクリニックでは、よい結果が得られないでしょう。そのようなクリニックは避けた方がよいでしょう。

 あくまで、治療を行うのは医師個人で、結果は、医師個人の経験や知識によって左右されます。クリニックの規模や見かけなどは関係ありません。

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